こんにちは。河原です。
前回に引き続いて肩コリの話をしたいと思います。
そもそも筋肉が「凝っている」というのは、どういう状態をいうのでしょうか?
筋肉が伸びたり縮んだりする仕組みをイメージできると分かりやすいです。筋肉の細胞を顕微鏡で拡大してみると、アクチンとミオシンという2つの繊維が入れ子式になって平行に並んでいるのが観察されます。上図のように筋肉がちぢむときは2つの繊維がかみ合う形になります。
本来、筋肉は自分の意志で伸びたり縮んだりできるものです。同じ姿勢を保ち続ける、反復して特定の筋に負担をかけ続けるなどの原因によりアクチン・ミオシン2つの繊維がかみ合ったままになってしまうことがあります。
いわゆる凝っている時と言うのは、自分の意思と関係なく筋肉がちぢみ続けている状態をいうわけです。
このコリを、何もケアしないまま放置しておくと、ほかの個所まで痛みを飛ばすということが知られています。「痛みの引き金点」ということで、トリガーポイントと言われます。上図は首肩のトリガーポイントが頭の方まで痛みを飛ばしているさまを表しています。
このトリガーポイントというのは特定の人にしか現れない異常なものではありません。ほとんどすべての人の体の中に存在しているものです。生まれたての赤ん坊ならいざ知らず、現代社会に生活していて、まったく筋肉に緊張が見られない人はいないでしょう。
では最初の「肩が凝らない人はどうなっているのか?」の質問にもどります。これまでの言葉で言い換えると「トリガーポイントが体内にあるのに気付かないのはなぜか?」ということになります。
長文になってしまったので次回さらにくわしく書いてみたいと思います。
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