米国政府認定のドクターオブカイロプラクティック(DC)が主催する専門の学校に入学したばかりのころ「ひとに触れる経験を積み、手をつくる」ことを目的に駅前のクイックマッサージサロンなどにて勤務したことがあります。
最近では「寿司アカデミー」というのが神楽坂でも人気で、寿司専門学校に通う寿司職人学生さんが握る寿司店が行列ができていてタベログでも高い評価を得ていたりしますよね。
当時はカイロプラクティック学校の仲間達の多くが、経験を積むために、いろんな現場でバイトをすることが多かったです。駅前クイックマッサージ店、ほぐし専門店、てもみ専門店、整体サロン、接骨院経営のマッサージサロン、岩盤浴サロン、サウナ店、整形外科のリハビリ・・・などなどです。
学校では生理学・病理学・解剖学・整形外科学・カイロプラクティック概論・治効理論などを座学で学び、技術の特訓や試験を受けてDCの認定を受けていくのですが、やはり実践経験を積むことを抜きにしては通用しませんので、どんどん現場に出て積極的に施術経験をするようにしていました。
そのころ大事にしていたのは「観聴感感」ということです。ご来院される方のご様子をよ~く観て、お声をよ~く聴いて、筋肉の様子をよく手で感じとって、効く感じがしているか痛すぎないか気持ち悪いことはないのかよ~く感じながら施術をすること。経験が浅いうちは何をやっても自信が持てなかったのですがとにかく観聴感感と毎朝こころのうちで唱えながら出勤していたことを覚えています。
「さわるだけで、さわらないでも、患者さんの体内が透視できるようになること」と先輩カイロプラクターから言われたことを今でも思いだします。
バイトのあとは部屋でよく解剖学のテキストとにらめっこしながら筋肉の走行や神経や血管の走行を確認していましたが、いまから考えると随分とあいまいなままにやっていたところがあると、冷や汗やら脂汗がでる感じがしてしまいます。
あの頃嬉しかったのは、来店時はしおれた花のようだった方が、帰りには少し元気をとりもどして少し背筋が伸びた感じをしてお見送りできたことです。初心者のわたしでも少しはお役に立てることができたかも知れない、と胸が高鳴ったことは忘れられません。
あの頃の経験があるからこその今だと間違いなく思います。これからもさらに深く広くまなびながら経験を重ねていこうと思うところです。
村井雅紀
**********************************
腰痛・肩こり・産前、産後の骨盤・手足のしびれなら
【大川カイロプラクティックセンター神楽坂整体院】
南北線:飯田橋駅から徒歩5分
東西線:神楽坂駅から徒歩3分
大江戸線:牛込神楽坂駅から徒歩3分
神楽坂通り沿い毘沙門天善國寺さん並び神楽坂上そば
電話 03-6457-5281「ブログを見て・・・」とお電話ください。
受付:平日 10:00~20:00 土日祝 10:00~16:00
お問合せフォームは年中無休、24時間受付中
ご相談・質問などもお気軽に!
*********************************