みなさんこんにちは。今日は姿勢についてのお話をちょっと。
「ネットで検索してみつけたトレーナーが指導する正しい姿勢」
「整形外科医が指導する正しい姿勢」
「ピラティスで教わった姿勢」「ヨガ教室で習った姿勢」
「健康雑誌で紹介されてた姿勢」「美容雑誌で紹介されてた姿勢」
「パソコンの取り扱い説明書に書いてあった正しい姿勢」・・・etc,etc,etc.
いずれも権威ある情報元で専門家が指導している姿勢なので、その通りにすればきっと腰痛や肩こりも解消される・・・????
と、思いきや。意外に多いのが「正しいといわれている姿勢をしているのに!腰が痛くなった。」
「とある教室で姿勢を習ったのに、肩こりが酷くなった。」などなどの不満や疑問の声です。
先日は、「ピラティスで習った姿勢で仕事していたら坐骨周囲がとても痛くなった。」との女性が来院されました。
いえいえ、ピラティスが悪いわけではないのですよね。ピラティスやヨガで習う、正しい姿勢というものは正しい姿勢なのですが、「長時間のデスクワークに向いているかどうか?」はまた別だということです。デスクワークにしろ読書や食事にしろ、身体の前方にある対象物との関係性を無視して「解剖学的には正しい姿勢」を強調しているケースが少なくないと感じます。
また、日本人の特性?かどうかわかりませんが、姿勢などについての情報を大変まじめに受けとめてしまい、100%その姿勢を長時間守り続けようとする方も腰痛や肩こりになりやすいともいえます。まさに「凝り性」って感じでしょうかね。
どんなに正しくて美しい姿勢だとしても、それだけを終日頑なに続けて守りつづけていては、それはどこかが痛くなるのは当然ですよね。そのようなものは姿勢ではなくて死勢かも知れませんよ。
(何かの修行や修養は除きます。)
私たち人間は植物でもオブジェでもなくて、動物なのですから動いてナンボですよね。しなやかに手足や背骨を動かしながら筋肉や肺や心臓がいきいきとダイナミックに動いている時間こそが健康な動物としての生き様ですからね。
わたしなりに大まかに整理すると・・・
(一部語弊があるのはご容赦くださいね。)
1.正しい姿勢・・・気をつけをしているような感じ。身体のパーツが直角になっていること
が多い。やや不自然さを感じる。反りすぎたり、頑なな感じすらする。
2.美しい姿勢・・・凛とした感じもあり、洗練された装いも映える。
どことなく緊張感がある。しかしながら長時間はキツイ印象がある。
お洋服や靴アクセサリーを引き立てる目的の体勢もありうる。
3.自然体の姿勢・・・全体にゆるみがありながら、しっかりと安定している。
動じないようでありながら、すぐにでも力強く動けそうで、
どことなく余裕も感じられる。
姿勢を研究する方、教える方、習う方がそれぞれどのようなタイプであるのか、どんな生活シーンで何を目的とした体勢であるのかを良く知らないで単純に「姿勢」でくくってしまうと誤解やトラブルが起きてしまうのはちょと残念です。
あなたが知りたい、あなたがみにつけたい姿勢はどんなシーンでどうありたいことなんでしょうね?
カラダ快適!こころも余裕。
村井雅紀
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