主訴
小学生以来、頭痛がたえない。背中の痛み。脚の痛みも併発。中学生のころからずっと、月に一回は整体を受けないと生活できないくらい痛みに悩まされ続けている。(初回施術時は18歳)
病院での診断・治療
先天性側弯症。骨格のバランスで体を支えきれないため、あちこちに痛みや支障が出ている。
側弯角がゆるいので手術適応外。経過観察。
※写真はイメージであり、御来院者様ご本人のものではありません。
カイロ院での症状の診立て
僧帽筋のトリガーポイントにより、頭に痛みが飛んでいた。
頭痛の引き金になる筋肉は、僧帽筋のほか、胸鎖乳突筋・後頚筋群・側頭筋など複数あるが、今回は右僧帽筋上部にあきらかな圧痛点がみられた。
・『トリガーポイント疼痛パターン』エンタプライズ社 より
・『クリニカルマッサージ』 医道の日本社 より
施術内容・術前術後の変化
胸椎が右側にカーブしていて、(構築性の側弯)右の肩甲骨の内側から肩にかけてのこりが強かった。初回は触っただけであちこち激痛が走るくらいに体が過敏になっていたが、回数を重ねるにつれ、緊張状態がおさまっていくのが感じとれた。
2回目の施術ののち、頭痛の頻度がへった。
6回目の施術ののち、頭痛がおさまった。
その後は月一回のメンテナンスをつづけている。負荷が重なると、強い痛みに悩まされることなく生活が送れている。
予防メンテナス
首肩のストレッチ。
力ずくで筋肉を伸ばすのではなく、自分の体重を使って、深く呼吸しながら気持ちよくストレッチングしてもらうようおすすめした。
まとめ
頭痛は大きく分類して、①筋緊張性頭痛 ②偏頭痛 ③症候性頭痛 の三つがあります。
③の症候性頭痛は、かぜ・緑内障・副鼻腔炎・うつ病・くも膜下出血など、特定の病気の一症状として現れるもので、整体・カイロプラクティックの適応外。専門医の治療が必要です。
頭痛外来を受診した方を調べてみると、全体の7割程度が①の筋緊張性頭痛であることが分かっています。その痛みは、首肩の筋肉のコリを緩めることで解消していくもので、カイロプラクティックの適応となります。
今回の症例のように小学生以来の頭痛でも、定期的な施術や生活習慣の見直しで、徐々にですが軽減していくケースもあります。しつこい慢性頭痛もちの方も、あきらめずにまずは当院にご相談ください。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「私も同じ症状がある!」と思われた方は
神楽坂通り整体院へお気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームからは24時間受付中です。
大川カイロプラクティックセンター
神楽坂通り整体院
162-0825
〒254-0825
東京都新宿区神楽坂5-30-2 イセヤビル4階
平日-10:00〜20:00 土日-9:00〜16:00
【 神楽坂通り整体院のホームページ 】
【 神楽坂通り整体院の口コミ 】
++++++++++++++++++++++++++++++++++++