こんにちは。河原です。
最近、毎週火曜の休みの日にスポーツトレーナーの方が教えてくれるセミナーに参加しています。
カイロプラクティック院は、まだ一般には痛いところがあるから行く所というイメージが強いようです。もちろん痛みを和らげるのは、カイロの得意分野ですが、スポーツメンテナンス・スポーツパフォーマンスの向上にもお役に立てます。その方面の施術をもっと強化していきたいと思ってセミナーに通っています。
前の火曜日の授業は「腕の筋肉と肩甲骨の可動の関係」がテーマでした。3時間かけて腕の筋肉の機能解剖(筋肉がどこに付着してどういう動作にかかわるか)とストレッチ法を徹底して学びました。
出典『身体運動の機能解剖』 医道の日本社
腕(上腕部)には、上腕二頭筋(いわゆる力こぶ)と上腕三頭筋という二つの筋肉があります。いずれも肘や前腕の骨から、肩甲骨にかけて付着しています。
これらの筋肉が固まり動きが悪くなることで、肩甲骨の動きも連動して悪くなります。肩甲骨の動きが悪くなることで、肩こり・首こりがおきやすくなります。
そんなレクチャーをうけていたら、いままでずっと自分のなかでひっかかっていた疑問が、解けたような気がしました。普段の施術の中でご来院者様の腕を触っていると「そんなところもこっているのですね」と驚かれることが多かったのです。「そうですね」と相槌をうちながら「腕がこることの何がそんなに意外なのだろう?」と腑に落ちない思いをしていました。
「肩はこっている自覚はありましたが、腕がこっているとは思いませんでした」といって多くの方が、感心なさいます。一連のつながりのものとは普段意識しづらいのですね。
確かに自分も、この世界に入って筋肉や骨格について、専門知識を学ぶ前は、同じでした。ロボットのように、腕は腕、肩は肩とパーツごとに身体をとらえていた様な気がします。上腕の筋肉の硬結が肩甲骨の可動域に直にかかわることなど認識すらしていなかったと思います。
カイロプラクティックの施術の意味は、普段ほったらかしになっている、自分の体の内面に目を向けることにも、あるのかもしれません。身体に対して気づきや労わり気持ちを持つ時間は日常のなかに埋もれていては、ほとんどありません。
デスクワークの方だけでなく、職人仕事のかた、肉体労働の方、芸術家・音楽家の方、家事をなさっている主婦のかたなど、腕を酷使しない仕事は見つからないくらいです。
たとえ特別なコリや痛みに悩まされていないとしても、ご自身の大切なお体を省みる時間をとっていくことが、生涯にわたる健康につながっていくことと思います。
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