こんにちは。河原です。
この前参加した勉強会で、四十肩・五十肩に関するおもしろいたとえ話を聞いたのでご紹介します。
四十肩・五十肩などの疾患に関して、私はカイロプラクティックの専門学校で「標準 整形外科学」という本で学びました。
整形外科で説明されるところのあらましを書いてみると、
四十肩・五十肩は正式には「肩関節周囲炎」「癒着性関節包炎」という名称で「肩関節の不動または使いすぎ」によって起こるとあります。
また「なぜ片方ずつ発症するのか?」「なぜ長くても2年で自然軽快するのか?」については分かっていません。
学生の頃から、四十肩・五十肩についてはよく分かったような、分からないような説明を延々とされて、結局よく分からないな、と言うのが正直な実感でした。
そこでたとえ話です。
http://samurai-soccer-magazine.com/special/formation_3-4-3.php
肩の動きにかかわる筋肉は三角筋・棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋など多数あります。これらを、サッカーチームの選手の一人一人に見立てます。
みんなで共同して一つの仕事をするというたとえですから、スポーツチームのほか会社組織に例えても分かりやすいです。
長年の生活習慣のクセにより「不動または使い過ぎ」が起こります。筋の柔軟性が低下し、だんだん働きが悪くなってきます。全く機能しなくなることは考えにくいですが、ここではたとえ話なので、レッドカードで退場したと考えてみてください。
3人退場して8人になってしまいました。人が減っても、こなさなければいけない仕事量は同じです。当然、フィールドに残っているほかの選手が、退場した選手の分まで働くこととなります。一人一人への負担は増え、疲労は蓄積しやすくなり、機能不全も起こりやすくなります。
これらが10年、20年と長い期間でおき続けたとしたらどうなるでしょうか?ついには選手たちがボイコットしてしまう(肩があがらなくなってしまう)としても不思議はないですね。
「四十肩・五十肩はなぜおこるの?」という疑問そのものが、普段、自身がいかに自身の身体をバランスを欠いた状態で酷使しているかに気づいていない証なのかもしれません。
四十肩・五十肩の病態について、もちろん我々、施術者側は、最低限の整形外科の専門知識が頭に入っている必要があります。
しかし一般の方は、このたとえ話を頭に入れておくことの方が大切な気がします。肩に限らず体中の筋肉に、いたわりやねぎらいの気持ちを持てるのでは、ないでしょうか?
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