この仕事をしていると毎日人様の姿勢を拝見し評価し、姿勢指導をしていくのですが、本当に教育の力というものは大きな影響を及ぼしているものだと痛感します。
ほとんどの方が「はい、それでは姿勢の写真をとりますよ」と声をおかけすると「気をつけ」の姿勢をされます。新体操の選手がマットの上でフィニシュ決めた姿勢にも近い方が多いです。
「それ、いつもの姿勢ですか?よそいきじゃないですか?」と申し上げると「あ、そうですね、いつもはもっとこうかな~」と猫背になる方がほとんどですね。
気をつけの姿勢は勢いがあって、緊張感があってだらけきっているよりはいいかなと思いますが、背筋や大腿四頭筋(太ももの前面)の緊張が強すぎて腰痛の遠因にもなりますし、長続きするものではないから結局しばらくするとだらけてひどい猫背になってしまいますのでいいことはありませんね。
以外とこの気をつけ(そり腰)タイプの方は「自分では姿勢に気をつけている」「周囲からも“いつも姿勢いいですね”といわれる」方が多く、ぎっくり腰や寝違えを繰り返している方が多いのも特徴的ですから。
「気をつけ!」「休め!」って、やってはいけない二大姿勢の反復だけを教育されているってことです。気をつけをするとつま先重心の反り腰になってしまい、でっちりでっぱらや腰痛、膝痛、股関節痛を助長してしまいますから。
休めは片足重心の特訓ですよね。確実に骨盤や背骨が歪んでいきます。
軍国時代の教練で統率のために行われてきた号令のなごりだとは思いますが、この反復は著しく国民の精神的な自由闊達さと同時にしなやかで健全な身体を損なうものだったと痛切に感じます。
しなやかでのびのびとした自然体をみなさまがとりもどせますように。
カラダ快適!こころも余裕。
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