とある本を読んでいたら江戸時代の日本の医療についての記述があった。江戸時代の医師は「病気にさせない」ことを大事に日夜患者を診ていたということ。
現代でも主に東洋医学では「未病」といい、病名がつき診断名がつき投薬や手術などの処置が必要となるその前に、カラダの異変や兆候を察知し、よりはやくしかるべき対応をすることを大事にしているという。
昭和の時代の町のお医者さまは現在とくらべて視診触診打診聴診に時間をかけ、総合的に判断を下していたものだが、最近は細分化された診療科目と高度な検査設備への信頼が高まる一方で、基準値にかからない状況がみのがされたり総合的な診断がおろそかになる盲点もなくはないという。もちろん専門家と高度化がすすんだことによって従来では太刀打ちできなかった重篤な疾患から生還できるようになっている事実はまったくもってすばらしいことであるのは間違いない。
さて「カイロプラクティックは予防医学」といわれるわけですが、発祥の地である米国など諸外国においては政府認定のドクターの仕事ですが、日本ではドクターではありませんので診断権ももちろんありません。国家資格でもない民間資格ですからむしろ職業のわくぐみとしてはスポーツジムのインストラクターのほうが近いのかも知れないと思います。
そんなカイロプラクティック院におこしになる方々は腰痛・肩こりや頭痛手足のしびれなど「病院では問題がない、処方のしようがない。だけどつらい症状に苦しんでいる困っている」わけです。「病気ではないし原因もはっきりしない、だけどつらくて仕事や生活に支障がある」まさに未病なわけですが、これを放置していると明らかに食欲不振や意欲の低下、睡眠不足に陥り放置すればなんらかの病気に陥ってしまいますね。
春先は自律神経バランスが交感神経優位基調から副交感神経優位基調に移行しようとしながら繰り返される寒暖の微妙な変化に対応しきれず、眠気・だるさ・漠然とした不安感・あせり・イライラも発生しやすいですし、胃腸の不具合も増える傾向にありますね。実はぎっくり腰や寝違えも冬場とどうように頻発します。冬の間にメンテナンスや適度な運動を継続して自律神経や筋肉・内臓の対応力をあげていた方々は比較的スムーズに季節の変化に対応していかれるでしょう。
春は暖かく、明るくわくわくする季節ではありますが「変化を嫌う」「安定していたい」「恒常性大切」・・・本来的に保守的な身体にとっては実はストレスフルな季節のおとづれなのです。潜在的だった未病が健在化しやすい季節だともいえます。
御体の調子はいかがでしょうか?
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