症状
産後6か月目。出産した翌月からずっと、両手首の痛みに悩まされている。特に右の手首が痛い。
また左足の付け根にも痛みがある。
腱鞘炎について
腱鞘とは腱の鞘(さや)と読んで字のごとく、腱を通すパイプのようになっている軟部組織を指す。手だけでなく足にも存在する。
手首や指の使い過ぎによって、腱鞘の中の腱がこすれあうことで炎症が起こり、痛みが出ているとされる。
比較的、筋肉量がすくない女性におおい。
産後の子育て中のお母さんのほか、漫画家・音楽家などの職業病としても知られる。
神楽坂通り整体院での症状の診立て
この方の場合、朝、起床時に一番症状がつよく表れているとのことだった。ひどいと、手がこわばって動かない。
活動をはじめると症状がおさまってきて、動かすと痛みはあるものの、こわばりは取れるとのことだった。
このことから、単に炎症性の痛みであるとは考えにくかった。首肩から、前腕にかけて一連の筋肉のこわばりによって、末端の手首や指に血行不良が起こっていることが考えられた。(筋筋膜性疼痛)
上2枚は『クリニカルマッサージ』より図を拝借しました
また、この方の場合、美容室で肩もみをされると、肩がこりすぎて苦痛に感じるとのことだった。
施術内容・術前術後の変化
痛みが出ている手首に集中しすぎず、上半身のこわばりを全体的に偏りなくリリースしていくことを目指した。
初回施術で、肩回りの緊張が抜けていることが実感できた。その後一週間に一度のペースでメンテナスを行った。
2回目の施術の時、肩こりと脚の付け根の痛みが気にならなくなっていた。
4回目の施術の時、左の手首の痛みがなくなり、右が残った。
8回目の施術の時には手首の痛みは両方とも、感じなくなっていた。
その後は育児疲労の解消、手指の違和感の解消のため、2週間に1度のメンテナスを続けている。
まとめ
腱鞘炎は整形外科では、保存療法(手首サポーター)→鎮痛薬→ステロイド注射→外科手術と症状の程度によって治療がすすんでいきます。
手術というと恐ろしく感じます。しかし、現代では手術の負担もすくなく、日帰りで済み、しかもてきめんに効果が表れることもあるようです。(周りの神経まで傷つけてしまうと後遺症の可能性もあります)
しかし、根本原因が手の使い過ぎである以上、患部の痛みがおさまればそれでいい、というものではありません。
身体の一か所に負荷が集中しすぎて症状が起きているわけです。より本質的な解決は身体のつかい方をかえ、ただ痛みをとるだけでなく、再発しない体づくりをすることです。
そのために一番、症状緩和のお役に立てるのはカイロプラクティックであると私は確信しています。
赤ちゃんは成長と共に日に日に大きく、重くなるわけですから、少しでも早い段階で本質的な解決に向かわれることを願います。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「私も同じ症状がある!」と思われた方は
神楽坂通り整体院へお気軽にご相談ください。
お問い合わせフォームからは24時間受付中です。
大川カイロプラクティックセンター
神楽坂通り整体院
162-0825
〒254-0825
東京都新宿区神楽坂5-30-2 イセヤビル4階
平日-10:00〜20:00 土日-9:00〜16:00
【 神楽坂通り整体院のホームページ 】
【 神楽坂通り整体院の口コミ 】
++++++++++++++++++++++++++++++++++++