こんにちは。河原です。
ぎっくり腰について、さまざまなことが言われています。専門家によって対処の方針が正反対なこともあり、一般の人は何を信じてよいやらわかりません。
・冷やす⇔温める
・安静⇔すこしでも早く日常に復帰
・コルセットをつけて固定⇔自力での回復が遅れるのでコルセットはしない方がいい
など基本的なことさえも人によって見解がちがいます。
原因についても
筋肉の炎症⇔筋肉の顕微損傷⇔筋肉がつっているだけ
など、筋肉の問題だと言われたり、
椎間板内障(髄核が飛び出てヘルニアとなり、神経や後縦靭帯にあたっている、繊維輪が傷ついている)
『標準整形外科』医学書院より
など、さまざまな説明がなされます。所見がちがえば施術の方針もバラバラです。患部は触らない方がいいと言われることもあります。
私もキャリアが浅い頃は、新しい事を言われるたび、何を信じていいか分からず混乱していました。
いまでは、あるセミナーで聞いた「慢性腰痛と本質的な違いはない」という言葉が一番、確からしいと思っています。急に強く痛みがでているからといって、何か特別なことが起きているわけではないのです。今の痛みがどんなに激しかろうと、時間経過とともに必ず良くなることを伝えて、安心してもらうことが一番大事なようです。
先日もぎっくり腰になった方からお問い合わせをいただきました。
「今日、急に痛くなったばかりです。施術はうけられますか?」とのことでした。ご本人に施術を受けることに不安や抵抗感がないことを確かめたうえで、当日のご予約をしていただきました。
相手に不快感がないことに細心の注意を払いながら、通常の腰痛施術をしました。施術直後に劇的な変化があったわけではありません。
しかし、翌日もう一度院にきていただいた時には、痛みのレベルが半分程度までおさまり、日常が楽に送れるようになっていました。歩き方から別人のようでした。
あの時電話で、「患部をシップで冷やして、鎮痛薬を飲んで、2~3日安静にしていてください」などと言おうものなら、全くちがう結果になっていたでしょう。
患者様の大切なお体のことに携わるのは、つくづく責任の重い仕事だと、改めて知らされた出来事でした。
※自分で読み返してみて誤解を生じやすいように感じたので追記します。痛みが出ている背景はさまざまで、個別対応が大切だというお話です。
すべてのぎっくり腰を一回の施術で快方に向かわせることができるということではありません。
急性の痛みが出ている方は、まずはお電話にてご相談ください。
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